我が高校の〝私立桜花高校〟寮は金持ち高校であるだけ無駄に広い

一連の支度を終えて礼王様を起こしに行く








礼王様は私の兄の同級生で幼馴染みに当たる
勉学やスポーツ、音楽、美術などありとあらゆる才能がありこの学校の顔だとも言える
彼は学園長の息子とあって生徒会長にも就任している





そんな彼は…

少しお寝坊さんだ。







彼の愛しい寝顔を暫く見つめてから起こすのは私の日課だった