背負った運命

ようやく揃った一向は各々列を保ちながら歩き初

めた。ところが、後方がざわつき初めた為早くも

進行を止めた。

「何事だ!」

魔法師長が、拡声の魔法を使い聞いてきた。

しかしながら、誰も答えない。むしろ、ざわつき

が増している。そこで、自分の使い魔を飛ばし視

覚をリンクさせることにした。その少しあと、彼

は大きな溜め息をつくことになる。

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一方、後方では

輝夜が、朱雀の力を憑依させていた。その力とは

朱雀の翼を輝夜に貸すことである。

よって、輝夜には今、美しい燃える様な紅い翼が

生えている。自分の契約聖獣の力を憑依させるな

ど見たことが無い兵士達は驚きと、彼女の神々し

い美しさに大きな歓声を上げた。

神楽はそれを見て、"あれいいな、移動楽そう"

と、考えていた。思い立ったら行動してしまえ!

そう思った神楽はすぐ様自分の聖獣に念を送った

"凰竜お前の翼貸してくれ"と。

すると直ぐに

"別に構わないが、穴開けるなよ"と。返事が聞こ

えた。

"開いたとしても輝夜が居るから大丈夫だ"

"不安だ"そう言いながらも彼らは魔力を合わせ、

翼を憑依させた。その姿は、竜独特のギザギザと

した翼と長い立派な尾が生えていた。