(“何が聞くぞ?” だ⁉︎ 仕事中に聞けるわけないでしょうが‼︎ 兎に角、夜勤明けにチーフを捕まえて聞かなきゃ‼︎) (チーフの)「馬鹿!」 「馬鹿ですね…」 デスクに戻ると、タイピングの音に紛れて囁きが聞こえた。 ん?「嶋田君なんか言った?」 「なにも」 (パンッ!パンッ!)「よし!」 千夏は両手で自分の頬を叩き、今は仕事だと喝を入れるが、本意は直ぐにも木ノ下の言葉の意を確かめたいと思っていた。