『フレミングの右』
全く意味のない右手の写真が送られてきて
『フレミング左』
私もそう、返信して、緩む顔を押さえた。
昨日までとは、全然違う……
自分の心持ちに
はぁっと幸せなため息を吐いた。
あ!ハンカチ……
いいか、もう。いつでも返して貰えるんだ。
部活って、日曜日はお休みなのかな?
付き合うって事は日曜日は空けておいた方がいいのかな?
他にも塾とか……習い事してるのかな?
家はどこかな?
バスケ以外に好きな事はあるのかな?
兄弟いるのかな?
次から次へと聞きたいことが出て来て
せっかちだな、これから、これから……
工藤くんと繋いだ手を見つめて、やっぱりベッドへと顔だけダイブした。
紗香に報告しようかな。
何だか一番に報告したくなった。
だけど、明日も工藤くんと紗香は、教室で会うだろうから……
もう喋ったのかと思われるのも恥ずかしい。
……
やっぱり報告しよう。
そして、紗香に工藤くんには言わないでって言おう。
ワンコールも鳴らさないうちに、紗香は電話に出た。
『どうなったのか、そわそわしてたー!もう、ドラマが頭に入ってこなくて、こなくて……』
「工藤くん、制服かえっこした日の事、覚えてて……それで……」
『それで、それで、それでーっ!!!?』
「紗香……声デカ過ぎて、最新機種のスマホをもってしても音割れしてるよ……」
『はやく、はやく!』
「好きだっていっちゃった!」
『ぎゃぁー!』
「好きだって言われちゃっ…」
『ぎゃぁー!』
「うるさいなぁ、もう!」
『で、で、で!?』
「付き合う事になった」
『ぎゃぁー!ちょ、すご!!えぇ、何かキュンってなったー!すご!!』
電話の向こうで、紗香が母親にうるさいと注意されてるのが聞こえ
「紗香、興奮しすぎ!」
私からも注意した。
「私とふっちーの事、工藤くんも誤解してた」
『あ、そうか……でも誤解解けたんだね』
「うん、だから後は……ふっちーの誤解解くだけだね」
もう、解いておいたけど、敢えてそう言った。
『……みんな、すごいなぁ』
「つい、言っちゃったの。二人になったら……だって、好きだから……」
『朱里……可愛いなぁ、もう!』
「ね、紗香。紗香に初めに報告したからね!工藤くんには、喋ったこと、秘密だからね」
「あー、もう!可愛いなぁ、朱里は。ありがとう!」
電話の向こうで紗香が喜んでくれている顔が浮かぶ。
きっと、紗香は紗香なりに頑張るだろう。そう思った。
全く意味のない右手の写真が送られてきて
『フレミング左』
私もそう、返信して、緩む顔を押さえた。
昨日までとは、全然違う……
自分の心持ちに
はぁっと幸せなため息を吐いた。
あ!ハンカチ……
いいか、もう。いつでも返して貰えるんだ。
部活って、日曜日はお休みなのかな?
付き合うって事は日曜日は空けておいた方がいいのかな?
他にも塾とか……習い事してるのかな?
家はどこかな?
バスケ以外に好きな事はあるのかな?
兄弟いるのかな?
次から次へと聞きたいことが出て来て
せっかちだな、これから、これから……
工藤くんと繋いだ手を見つめて、やっぱりベッドへと顔だけダイブした。
紗香に報告しようかな。
何だか一番に報告したくなった。
だけど、明日も工藤くんと紗香は、教室で会うだろうから……
もう喋ったのかと思われるのも恥ずかしい。
……
やっぱり報告しよう。
そして、紗香に工藤くんには言わないでって言おう。
ワンコールも鳴らさないうちに、紗香は電話に出た。
『どうなったのか、そわそわしてたー!もう、ドラマが頭に入ってこなくて、こなくて……』
「工藤くん、制服かえっこした日の事、覚えてて……それで……」
『それで、それで、それでーっ!!!?』
「紗香……声デカ過ぎて、最新機種のスマホをもってしても音割れしてるよ……」
『はやく、はやく!』
「好きだっていっちゃった!」
『ぎゃぁー!』
「好きだって言われちゃっ…」
『ぎゃぁー!』
「うるさいなぁ、もう!」
『で、で、で!?』
「付き合う事になった」
『ぎゃぁー!ちょ、すご!!えぇ、何かキュンってなったー!すご!!』
電話の向こうで、紗香が母親にうるさいと注意されてるのが聞こえ
「紗香、興奮しすぎ!」
私からも注意した。
「私とふっちーの事、工藤くんも誤解してた」
『あ、そうか……でも誤解解けたんだね』
「うん、だから後は……ふっちーの誤解解くだけだね」
もう、解いておいたけど、敢えてそう言った。
『……みんな、すごいなぁ』
「つい、言っちゃったの。二人になったら……だって、好きだから……」
『朱里……可愛いなぁ、もう!』
「ね、紗香。紗香に初めに報告したからね!工藤くんには、喋ったこと、秘密だからね」
「あー、もう!可愛いなぁ、朱里は。ありがとう!」
電話の向こうで紗香が喜んでくれている顔が浮かぶ。
きっと、紗香は紗香なりに頑張るだろう。そう思った。



