でも、確かに冷たい感触がある。
視線だけをそっと動かして自分の肩を見ると、そこにはしっかりと手が乗っていた。
もう生きた心地がしない。
その時だった。
手前の部屋からガタガタと音が聞こえて、ゆっくりと戸が開いていく。
今度は何!?
戸の向こうから現れたのは、慧だった。
すみれ「慧!!」
迷わず慧のもとに駆け寄って、その勢いのまましがみつく。
慧「わ、すみれ!?」
すみれ「慧が無事でよかった......」
慧「もしかして、また......」
すみれ「翔太が!今照くんが頑張ってるけど、でもみんないなくなっちゃって」


