呪われた旅館


すみれ「うん......」
大輝「絶対どっかにいるって」
すみれ「うん」

翔太「すみれ、大ちゃん、お待たせ!」

廊下の向こうから声が聞こえて振り向くと、翔太と照くんが歩いてくるのが見えた。

照「すみれ、どうした?」
翔太「もしかして」

私を見て何かを察した2人。
すぐに空っぽの部屋を覗きに行って、声のトーンを落とした。

翔太「海斗と矢花もか......」
すみれ「愁も......」
照「......」

廊下で拾った愁のスマホを渡すと、照くんは唇を噛んでうつむいた。

翔太「とりあえず、大ちゃん助けないと」