呪われた旅館


すみれ「もしもし、愁?」
愁「あ、すみれ?そっちに誰かから連絡いってる?俺から照くんと雨宮くんに電話しても繋がらなくて」

照くんは今、翔太と道具を運んでいるはず。
そして慧は零に薬を渡しているだろうから、2人とも手が離せないのかもしれない。
そこまで考えて気がついた。

すみれ「3人は一緒に行動してるんじゃないの?」

“今ここで単独行動するのは危険だと思う”

そう言っていたのは照くんだ。

愁「それが、3人で......ってなって」
すみれ「え、何?」
愁「俺3階......なんだけど......って......」
すみれ「ごめん愁、もう1回言ってくれない?」

愁の声が聞き取りづらい。ノイズが入っているみたいに、声が途切れてしまう。