零「すみれ、ちょっと僕、薬取ってくる」
すみれ「薬?」
慌てた様子の零。
零「海斗が、熱があるみたいだから水とか飲ませてみたんだけどあんまり良くならなくて」
すみれ「えっ大丈夫?」
零「慧に聞いたら1階のスタッフルームに救急箱があるっていうから、それもらいに行ってくる。すみれちょっとの間海斗のことも任せて大丈夫?」
私の返事を聞くなり走っていく零。
大ちゃんに断りを入れて海斗の様子を見に行ってみると、目をぎゅっと瞑って額に汗を浮かべていた。
すみれ「海斗、大丈夫?」
海斗「ん......」
私に何かできることはないだろうか。でも、大ちゃんのことも心配だ。
どうしたものかと右往左往していると、ポケットのスマホが震えた。
着信の相手は、愁だった。


