俺が見た未来とは別の、もう1つの未来。
こんなことなら、「すみれが刺されるのを止めたい」って最初にはっきり言っておけばよかった。
突然そんなことを言って混乱させたくないと思った俺が、残酷な事実を隠したせいだ。
亮平「もう二度と、誰も失いたくない」
そう誓って、家を出た。
大川 Side
マネージャの車に揺られながら、あれこれと考える。
私が阻止したかったのは、メンバーが襲われる未来。
そして亮平が阻止したかったのは多分、私が襲われる未来。
10人全員が無事でなきゃいけない。
そのための方法が1つだけある。


