亮平が私を庇うように前へ出ようとするのを、震える両手で必死に止める。
亮平の身体も震えていた。
どうして?
私の説得は上手くいかなかったってこと?
だとしたら、今ここでみんなを守らなきゃ。
少女「邪魔しないで」
少女はナイフの先を亮平に向ける。
幸いにも、他のメンバーの存在にはまだ気づいていないみたいだ。
今のうちに逃げて......!
そんな思いでみんなを見つめるけど、誰も動こうとしない。
正確には、動けないんだと思う。
この場の空気は、ピンと張りつめていた。
すみれ「ねぇ、どうして......?」
少女「私、すみれさんが大好きなんです。だから、すみれをBlue Berryから守らなきゃ」
ああ、これじゃあ予定されていた未来と一緒だ。


