どれくらい話していたんだろう。
みんなのいいところを語っているとあっという間だった気もするし、ものすごく長い時間喋ってしまったような気もする。
少女「すみれさんは、メンバーのみんながすごく好きなんですね」
すみれ「はい」
少女「9人がとってもいい人だってことがよくわかりました」
すみれ「え、それって」
少女「考えが、変わりました」
そう言ってにっこりと笑う少女。
考えが変わったってことは、未来も変えられたってことなのかな。
ありがとうございました、とお辞儀をして帰っていく少女の後ろ姿を見送る。
みんなに “上手くいったと思う!” と連絡を入れて、ふぅ、と息を吐いた。
これできっと、みんながあの少女に襲われることはないはず。
......だったのに。


