「蓮見 天葉くん、せめて案を出してから帰りたい宣言しようか?」


教壇からゆっくり後ろの団子に近づく。


なんでそんな適当な人達が勉強できるのかが知りたい。


不公平だよね。

ほんとに。


「ん〜じゃあ、ホストカフェにする?」


ニヤリと分かりやすく口角を上げ私を見下すように笑う彼。


馬鹿じゃないの。


こいつの頭の中ほんとにイカれてる。


「いいじゃん、俺らイケメンだし?」

「売上あがんじゃね?」

「天葉〜いいこというねぇ。」