「...接客は委員長だから流れでしちゃって.........怒ってるの?」
「俺が怒ってるのはその格好。それと、...」
私の顎を親指と人差し指で上げられる。
そして下から天葉の不機嫌な顔を見上げる。
「なに色気づいて化粧なんてして、男を誘ってんの?襲われたいの?」
「ち、ちが...」
「違わないの。和心がしてるのはそーいう事なの。分かった?」
私は小さく頷いた。
でも私がこんな格好して七瀬にメイクしてもらったのは
天葉に怒られるためじゃない。
そのことを分かって欲しい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…