━━キーンコーンカーンコーン━━━━━━━....... ちょうど4時間目を終えるチャイムが鳴り天葉が立ち上がろうとする。 私を抱き締めたまま。 だけど。 私はくるりと向きかえりギュッと天葉を抱き締めた。 「...なご?」 天葉も何の躊躇もなく抱き締め返してくれた。 その暖かさが心地よくて。 「好きぃ.........」