部屋の中央にあるローテーブルに4人座って勉強会がスタート。

家に友達が集まることを予想して大きめのテーブルでよかった。

距離が近すぎないからそこまでドキドキしなくていい。

それでも私の家で気になる人に勉強を教えてもらうって緊張する。

だけどフリーダム男子、冬斗くんのおかげで難を逃れた。



「俺、春臣くんがインスタで着てた服持ってるんです。
今日着てくれば良かった」

「そうなんだ、それはブランドのオーナーが喜ぶ。
インスタに着た写真アップしてあげて」

「あそこの服かっこいいっすよね。
でも最近すぐ売り切れになるから入手困難で」

「どうにかならないかオーナーに今度伝えておくね」

「ありがとうございます!」



雑談を交えながら筆を動かす器用な冬斗くん。

おかげで楽しい雰囲気でテスト勉強することができた。