「私、春臣くんがかわいいって言ってくれるからがんばったんです」
私がこんなに変わることができたのは春臣くんのおかげ。
春臣くんは私の世界を広げてくれた。
救世主で恩人で、世界で一番愛しい人。
「だからお願いです。
私にこれからも“かわいい”って言って欲しい」
そんな春臣くんが不安になってるなら、あえてお願いごとをしてみよう。
頼られると安心するよね。
それに、春臣くんの「かわいい」がないと物足りない。
「……風夏ちゃんの願いはそんなことでいいの?」
「え?」
「俺の願いはもっと欲張りなのに」
願い事なんて欲張りかな、そう思ったら春臣くんは私の目を見て笑った。
「俺はもっと未来のことを考えてた。
いずれ結婚して子どもを授かった時、俺と一緒に人生を歩んでくれるのが風夏ちゃんでありますようにって」
「それはいくらなんでも飛躍しすぎですよ!」
「風夏ちゃん、俺と一緒の未来にいて」
「プロポーズですか!?」
相変わらず、春臣くんのペースには惑わされっぱなし。
嬉しいのにかわいくないことを言ってしまう。
でも最近、それが照れ隠しだとバレたから春臣くんは嬉しそうにしてる。
私がこんなに変わることができたのは春臣くんのおかげ。
春臣くんは私の世界を広げてくれた。
救世主で恩人で、世界で一番愛しい人。
「だからお願いです。
私にこれからも“かわいい”って言って欲しい」
そんな春臣くんが不安になってるなら、あえてお願いごとをしてみよう。
頼られると安心するよね。
それに、春臣くんの「かわいい」がないと物足りない。
「……風夏ちゃんの願いはそんなことでいいの?」
「え?」
「俺の願いはもっと欲張りなのに」
願い事なんて欲張りかな、そう思ったら春臣くんは私の目を見て笑った。
「俺はもっと未来のことを考えてた。
いずれ結婚して子どもを授かった時、俺と一緒に人生を歩んでくれるのが風夏ちゃんでありますようにって」
「それはいくらなんでも飛躍しすぎですよ!」
「風夏ちゃん、俺と一緒の未来にいて」
「プロポーズですか!?」
相変わらず、春臣くんのペースには惑わされっぱなし。
嬉しいのにかわいくないことを言ってしまう。
でも最近、それが照れ隠しだとバレたから春臣くんは嬉しそうにしてる。