「あの、今日僕がこちらにお邪魔した理由なんですが……」
春臣くんは持って来ていたカバンからファイルを取り出すと、お父さんにそれを見せた。
「……これは?」
「インターネットの掲示板に書かれた、風夏さんへの誹謗中傷です。
それは一部を抜粋したものですので、実際はもっとたくさん書き込まれています」
お父さんはそれを手に取ると険しい顔になる。
ファイルを一通り見ると、それをお母さんに渡した。
「なにこれ……なんで風夏が中傷されてるの?」
「逆恨みだと思われます」
「逆恨み?誰が?」
「それは分かりません」
「分からないって……」
実は、今日までお母さんたちにあの掲示板のことは言えなかった。
だって不安にさせると思ったから。
それならある程度決まった段階で伝えようと思ってた。
「実は、僕の両親は弁護士なんです。
費用はこちらで負担するので、IPアドレスの開示請求、及び損害賠償請求の手続きを進めさせていただきたいと思っています。
今日はその許可をいただくために来ました」
両親は言葉を失って春臣くんを見つめる。
……選択肢を間違えたかな。
やっぱりもっと早く相談するべきだった?
信用できないよね。それに怪しいと思うのは当たり前の反応だと思う。
春臣くんは持って来ていたカバンからファイルを取り出すと、お父さんにそれを見せた。
「……これは?」
「インターネットの掲示板に書かれた、風夏さんへの誹謗中傷です。
それは一部を抜粋したものですので、実際はもっとたくさん書き込まれています」
お父さんはそれを手に取ると険しい顔になる。
ファイルを一通り見ると、それをお母さんに渡した。
「なにこれ……なんで風夏が中傷されてるの?」
「逆恨みだと思われます」
「逆恨み?誰が?」
「それは分かりません」
「分からないって……」
実は、今日までお母さんたちにあの掲示板のことは言えなかった。
だって不安にさせると思ったから。
それならある程度決まった段階で伝えようと思ってた。
「実は、僕の両親は弁護士なんです。
費用はこちらで負担するので、IPアドレスの開示請求、及び損害賠償請求の手続きを進めさせていただきたいと思っています。
今日はその許可をいただくために来ました」
両親は言葉を失って春臣くんを見つめる。
……選択肢を間違えたかな。
やっぱりもっと早く相談するべきだった?
信用できないよね。それに怪しいと思うのは当たり前の反応だと思う。



