12月、街を歩けばなんとなくカップルが増えたなと思う頃。
今日はなんと、春臣くんのバイトの現場に一緒に同行することになった。
春臣くんがモデルの仕事してるところ、一度見てみたかったんだよね!
「ハルオミ〜、お待たせ」
「おっ……」
待ち合わせ場所の人通りの多い公園で一緒に待っていると男性の声がした。
振り返ったらびっくりして声が出ちゃった。
サングラスをかけて、腕にタトゥーを入れた人が近づいてきたから。
年齢は30代ってところかな。
初めて会った時の村田さんとはまた違う危うさを感じた。
その隣には大きめの工具箱みたいな物を持った男の人が。えっと、カメラマンさん?
「風夏ちゃん、この人は朔さん。ブランドのオーナー」
「初めまして、清水風夏です。撮影現場にお邪魔させてもらいます」
「ハルオミの彼女でしょ?話聞いてるよ〜」
でも、怖気づいてる訳にはいかない。
人を見た目で判断してたら偏見になるし。
紹介されたので頭を下げて挨拶したら、その人はサングラスを外して笑ってくれた。
あ、つぶらな瞳……サングラス外したらイメージが違った。
すごく人が良さそう。
今日はなんと、春臣くんのバイトの現場に一緒に同行することになった。
春臣くんがモデルの仕事してるところ、一度見てみたかったんだよね!
「ハルオミ〜、お待たせ」
「おっ……」
待ち合わせ場所の人通りの多い公園で一緒に待っていると男性の声がした。
振り返ったらびっくりして声が出ちゃった。
サングラスをかけて、腕にタトゥーを入れた人が近づいてきたから。
年齢は30代ってところかな。
初めて会った時の村田さんとはまた違う危うさを感じた。
その隣には大きめの工具箱みたいな物を持った男の人が。えっと、カメラマンさん?
「風夏ちゃん、この人は朔さん。ブランドのオーナー」
「初めまして、清水風夏です。撮影現場にお邪魔させてもらいます」
「ハルオミの彼女でしょ?話聞いてるよ〜」
でも、怖気づいてる訳にはいかない。
人を見た目で判断してたら偏見になるし。
紹介されたので頭を下げて挨拶したら、その人はサングラスを外して笑ってくれた。
あ、つぶらな瞳……サングラス外したらイメージが違った。
すごく人が良さそう。