「そういえば隼、最初は風夏ちゃんに対して態度悪かったね。
あれは元カノの件があったから警戒してただけで、今は風夏ちゃんのこと悪く思ってないから」
「分かってますよ、確かにあの人の後の彼女だったら誰でも警戒すると思います」
村田さん、確かに最初は怖かったな。
でも今は普通に話せるし、私のことも結構信頼してくれてるみたいだから大丈夫。
「……それにしても、姉弟だったなんてびっくりした」
「ほんとですよね!世間って狭いなって思いました。
村田さんにはその件について話しました?」
「話したよ、風夏ちゃんがビンタした話をしたら『よくやった、今度奢ってやらねえと』って褒め称えてた」
「やった、今度村田さんがシフトの時にエスターテ行こうっと」
奢ってもらえるなら、気が変わらないうちに行かなきゃ。
いろいろ変わったって言われる私だけど、根本の食いしん坊なところは変わってない。
春臣くんはそんな私を見て「風夏ちゃんらしい」と笑った。
あれは元カノの件があったから警戒してただけで、今は風夏ちゃんのこと悪く思ってないから」
「分かってますよ、確かにあの人の後の彼女だったら誰でも警戒すると思います」
村田さん、確かに最初は怖かったな。
でも今は普通に話せるし、私のことも結構信頼してくれてるみたいだから大丈夫。
「……それにしても、姉弟だったなんてびっくりした」
「ほんとですよね!世間って狭いなって思いました。
村田さんにはその件について話しました?」
「話したよ、風夏ちゃんがビンタした話をしたら『よくやった、今度奢ってやらねえと』って褒め称えてた」
「やった、今度村田さんがシフトの時にエスターテ行こうっと」
奢ってもらえるなら、気が変わらないうちに行かなきゃ。
いろいろ変わったって言われる私だけど、根本の食いしん坊なところは変わってない。
春臣くんはそんな私を見て「風夏ちゃんらしい」と笑った。