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次の春臣くんとのデートはいつもより気合いを入れた。
春臣くんはタイツが好きだから、ショート丈のスカートに40デニールの黒のタイツを合わせてみた。
透け感があって大人っぽい。
春臣くんこういう感じ絶対好きだと思う。
よく待ち合わせに使われるスポットでニヤニヤしながら春臣くんを待つ。
「あの、待ち合わせですか?」
春臣くんのリアクションを想像してたら、急に話しかけられた。
顔を上げると派手な髪色のお兄さんと目が合った。
えっと、私に話しかけてるんだよね。何か困り事かな。
「……はい、どうされました?」
「待ってるの友達?」
「いえ、彼氏ですけど」
「ほんとに?」
親切心で声をかけたら、タメ口でぐいぐい話しかけてきた。
……待てよ、これナンパか!?
次の春臣くんとのデートはいつもより気合いを入れた。
春臣くんはタイツが好きだから、ショート丈のスカートに40デニールの黒のタイツを合わせてみた。
透け感があって大人っぽい。
春臣くんこういう感じ絶対好きだと思う。
よく待ち合わせに使われるスポットでニヤニヤしながら春臣くんを待つ。
「あの、待ち合わせですか?」
春臣くんのリアクションを想像してたら、急に話しかけられた。
顔を上げると派手な髪色のお兄さんと目が合った。
えっと、私に話しかけてるんだよね。何か困り事かな。
「……はい、どうされました?」
「待ってるの友達?」
「いえ、彼氏ですけど」
「ほんとに?」
親切心で声をかけたら、タメ口でぐいぐい話しかけてきた。
……待てよ、これナンパか!?