10月下旬、肌寒くなってブレザーをクローゼットから引っ張り出してきた。
さすがにベストだけじゃ冬は乗り越えられないよね。
「風夏ちゃん、いらっしゃい。今日からブレザーなんだね」
「そうなんです、さすがに寒くって」
帰り際にエスターテに寄ったら陽太さんは「似合ってるよ」と言ってくれた。
嬉しくて笑ってると、お店の奥から背の高い男の人が。
……ってあれ?この人村田さんじゃない!?
「村田さんですよね!?どうしたんですエプロン姿で」
「臨時のバイト、1週間前から」
ええっ、意外すぎる。バイトはアパレルとかイベント系とかやってそうなのに。
でもエプロン似合うな。背が高いから腰から巻くタイプのエプロンすると脚の長さが際立つ。
「やめてください、村田さんみたいなイケメンがいるとお店が満席になっちゃいます」
「なんで迷惑そうなんだよ、失礼だな」
「だって居心地いいんですもん、このお店」
「あー、それは分かる」
でもしまったな。
こんなイケメンを世の中の女子が放って置くわけない。
臨時とはいえ、村田さんがバイトしてる間は女の子が殺到しちゃうかも。
平日はあまりお客さんがいないからいいのに。
土日は結構賑わってるからこんなにのんびりお話できない。
さすがにベストだけじゃ冬は乗り越えられないよね。
「風夏ちゃん、いらっしゃい。今日からブレザーなんだね」
「そうなんです、さすがに寒くって」
帰り際にエスターテに寄ったら陽太さんは「似合ってるよ」と言ってくれた。
嬉しくて笑ってると、お店の奥から背の高い男の人が。
……ってあれ?この人村田さんじゃない!?
「村田さんですよね!?どうしたんですエプロン姿で」
「臨時のバイト、1週間前から」
ええっ、意外すぎる。バイトはアパレルとかイベント系とかやってそうなのに。
でもエプロン似合うな。背が高いから腰から巻くタイプのエプロンすると脚の長さが際立つ。
「やめてください、村田さんみたいなイケメンがいるとお店が満席になっちゃいます」
「なんで迷惑そうなんだよ、失礼だな」
「だって居心地いいんですもん、このお店」
「あー、それは分かる」
でもしまったな。
こんなイケメンを世の中の女子が放って置くわけない。
臨時とはいえ、村田さんがバイトしてる間は女の子が殺到しちゃうかも。
平日はあまりお客さんがいないからいいのに。
土日は結構賑わってるからこんなにのんびりお話できない。