夏休みが終わって学校明け。
久々に来る学校だけど、暑すぎてもう帰りたい気分。
春臣くんは9月いっぱいまで夏休みらしい。
いいな、大学生って夏休み長いんだ。
「あ、清水さん!」
朝のHRが終わって次の授業の準備をしてると、廊下から声が聞こえた。
誰だろう。首をひねると隣のクラスの女子が2人。
……あんまり接点ないけどなんだろ。
「ねえねえ、ちょっとこっち来て!」
「……あ、うん」
2人は興奮気味で私を廊下に連れ出す。
「ねえ、春臣さんと付き合ってるって本当!?」
廊下に出たら突然そう聞かれた。
え、なんで知ってるの?
学校の人には、秋華と冬斗くん以外には言ってないけど。
「……うん、一応」
「やっぱり!?ねえ、どうやってあんなイケメンと知り合ったの?」
「あの人推しなんだけど!いいな〜」
仲良くないのにグイグイ来られてちょっと怖い。
確かに春臣くんは国宝級イケメンだから推したくなるのはすっごい分かる。
でも、なんで付き合ってることが知れ渡ってるんだ?
久々に来る学校だけど、暑すぎてもう帰りたい気分。
春臣くんは9月いっぱいまで夏休みらしい。
いいな、大学生って夏休み長いんだ。
「あ、清水さん!」
朝のHRが終わって次の授業の準備をしてると、廊下から声が聞こえた。
誰だろう。首をひねると隣のクラスの女子が2人。
……あんまり接点ないけどなんだろ。
「ねえねえ、ちょっとこっち来て!」
「……あ、うん」
2人は興奮気味で私を廊下に連れ出す。
「ねえ、春臣さんと付き合ってるって本当!?」
廊下に出たら突然そう聞かれた。
え、なんで知ってるの?
学校の人には、秋華と冬斗くん以外には言ってないけど。
「……うん、一応」
「やっぱり!?ねえ、どうやってあんなイケメンと知り合ったの?」
「あの人推しなんだけど!いいな〜」
仲良くないのにグイグイ来られてちょっと怖い。
確かに春臣くんは国宝級イケメンだから推したくなるのはすっごい分かる。
でも、なんで付き合ってることが知れ渡ってるんだ?