それは梅雨入り前のある日 いつもどうり悠と一緒に下校していた 建物と土地を売ったからといい、持ち金がそんなになかった事に気づいた私は悠と別れたあと、今日はスーパーのセールにでもいこうか、と考えていた どーしてもお金が足りなくなったら年齢でも誤魔化してアルバイトでもしようか……