私は無言で立ち上がると扉へ向かう



「どこ行く」



「今日は用事があるの。だから帰る」

"用事"と言えばここの人は深く聞いてこれないのを知っている




神龍では他人のことを必要以上に詮索してはならないって決まりがあるから