こんな状態の俺を美月はどう思うのだろうか…

俺はこんな余裕のない状態で美月とこれからも今まで通りやって行けるのだろうか…

信じとけって言っといたクセに無責任すぎるよな…

そう黙々と考えていると。

光琉「こら!美月待ちやがれー!」

美月「やだよー!ってか光琉顔怖すぎ笑笑」

光琉「なんだとー!」

美月「ごめんってーーー!」

そこには俺が作れない美月の笑顔があった。

なんか美月って光琉の前だとよく俺に作れない満面の笑顔を見せるよな。

いつからあの笑顔を作れなくなったんだろう…

光琉の前だと素を見せているように見える…

やっぱり俺たちはダメなのだろうか。

美月を幸せに出来るのは俺ではないのかもしれない。

俺はこの時少しずつ美月と距離をとることに決めたんだ…