それでも3人は何も言わない。だから、私はずるいことを言うんだ

美月「智也と光琉には私の分までサッカーをして欲しいの。

『全国に行く』私の夢はもう叶えれないから2人には叶えて欲しいの。私の分まで

だって私サッカーもう出来ないからさ。


陽菜もだよ?夢あるんでしょ?それ、私の
分まで叶えてよ!

私の夢はもう無くなったからさ…」

そう言うと3人はとても悲しい顔をした。

こんなこと言ってごめんね…でも優しいみんなならこうでも言わないと決めてきれないでしょ?

智也「東に行ったら俺達は遠距離だぞ?

それでもいいのか?」

美月「うん…私は智也を信じるから」

智也「そっか…」

あと少し、押せばいけるかな…

美月「3人は幸せになって?」

私は笑顔でそう言った

すると、3人は…

3人「分かった」

ってそう言った…

光琉「俺はお前の分までサッカー頑張るからな」

智也「美月の夢は俺に任せろ!」

陽菜「背中押してくれてありがとう」

3人はどこか吹っ切れた顔をしていた。

良かった…私は心底そう思った