智也はその言葉を聞き顔を下に向けた。

陽菜「だから…本当に良かった。ありがとう光琉、智也」

智也「!!俺に礼を言うのは違う!俺が1番悪いんだから…」

智也も相当自分を追い詰めていた…

光琉「お前のおかげで美月とまた仲良くなれたんだ!」

陽菜「そうだよ、智也。」

智也「……ありがとう」

光琉「で美月が話あるっていうんだけど…」

陽菜「どんな話かは聞いた?」

光琉「いや、教えてくれなかった。」

陽菜「そっか…じゃあそれは明日また報告して?」

光琉「わかった。じゃあごめんな、呼び出して昼飯まだだろ?」

陽菜「うん!大丈夫。でも光琉は美月がまってるでしょ?先に行っといてー!」

光琉「了解!」

智也が泣いてるのは分かってる

けど、ここは陽菜に任せたぞ

そう思い陽菜を見ると…

陽菜は『大丈夫』そういうように強く頷いた。

それを合図に俺は美月の元へ駆け出した。