気づいたら俺の目から何か暖かい物が流れていた

智也「俺、本当に頼りないよな…
美月が光琉の事を頼りにしてるのも俺が光琉のことを信頼してるのも事実だ。

でも…
いつも俺は何も出来ない。
結局光琉を頼る事しか出来ない。

俺、あいつが好きなのに!彼氏なのに!

俺、美月のそばにいてもいいのかな…」

ポロポロと心の声が漏れてしまった。

陽菜「当たり前じゃん!!
智也はきぃのそばにいてもいいんだよ!

そりゃ、もちろん光琉は凄いと思う。
あんな良い奴私は見たことない。

でもね…それは智也もだよ。」

智也「俺は良い奴なんかじゃない」

陽菜「ううん!
智也も智也で、美月のことを考えての行動だった!!
智也も自分より美月のことをいつもかんがえてる!!
それのどこが悪いやつなの?

私は智也のことを信じてる!

智也のことに難癖つけてくるやつがいたら私がぶっ飛ばす!!!」