美月「光琉…」

光琉「よっ!」

美月「なんで、学校は?」

光琉「うーん…お前が泣いてるかもって思って」

美月「私?私は大丈夫。

光琉も知ってるでしょ?私は泣かないって」

そう、私はあの事件から強くなりたくてもう泣かないと決めたのだ。

それは光琉も知ってるはず。

光琉「うん、知ってる。けどここに来ないと後悔するかなって思った」

美月「何それ笑笑
でもありがとう。

それより光琉は大会近いんでしょ?学校休んだら部活を休むことになるんだから、光琉は学校に行った行った。」

光琉「……」

美月「光琉?」

光琉「美月、壊れんなよ…」

美月「なに?」

光琉「なんでもない。わかった。行ってくる。

けどなんかあったらいつでも言って。俺携帯持ってってるから。」

美月「あっ、いけないんだー笑笑
ほら、はやく行った行ったー」

そう言って私は光琉の背中を押した。