なのに俺と来たら…

最低な彼氏だよな…

俺は美月の彼氏でいてもいいのだろうか…

そう、1人で悶々と考えていると美月はこの状態に耐えられなくなったのか…

美月「ごめんね…」

そう言って走って行ってしまった…

光琉はすぐに美月を追いかけた。

それなのに俺は体が動かなかった。

美月を追うことをしなかった。

陽菜「智也、いいの?
もぉ。隠すのは無理なんじゃないの?
今がさらけ出すチャンスなんじゃない?」

俺は何も答えることができなかった…

陽菜「美月にはこれからも隠していくんだね?」

最後に陽菜はこう確認してきた。

その言葉に俺は無意識に首を縦にふっていた。

何故俺は何度も誤ちを繰り返してしまうのだろうか…