《君との出会い》


「あのっ！
職員室ってどこにあるんですか………？」

ビクッ


俺は、いつになく驚いた。

誰だろう。

見たことのない顔だ。

「あー、この角を曲がって、、左に行ったら、、、、、
案内したほうが早いかな。
連れてくよ。」

しゃべるのが面倒になって、連れて行こうと、
提案した。


「え、いいんですか？
じゃあ、お願いします。」


転校生だろうか。


とても可愛い子だな


と、おっさんのような事を考えながら、職員室に


向かう。


「ここだよ。」


「あ、ここなんですね。

連れてきてくれてありがとうございます。

助かりました。」

「いえいえ、
ってか、転校生だったり…？」

思い切って聞いてみよう。


「あ、そうなんです。

２年生で………。」

同じ学年だ。

また、会えるかもしれない。


「あ、同じ学年だ、また会えるといいね。」

「えっと、はい。」


あ、変なことを言ってしまった。


今あった人に、同じクラスだったらいいなんて、、

キーンコーンカーンコーン



あ、チャイムが、、

「あ、俺行くね。」

「あ、はい。」

気まずくなってきたから、チャイムが鳴ってくれて助かった。

というか、
時間がやべぇ。


急がないと。