――――
――――――
―――――――…


夢を見た。



達也と手を繋いで歩いてる。


よく見る、達也の夢。



「めぐ?おいで…。」


後ろから声がする。



振り替えると手を引かれて抱き締められた。



安心する。


ゲンの香り。



あれ?


達也がいない。



でも…




ゲンの胸から離れられない。


あたしも…



離れたくない。