君からの手紙を、僕は読みたくなかった。

''それ''に出会ったのが、すべての始まりだった。


つまらない日々を変える、衝撃的な物だった。
 

知りたくなかった。


見たくなかった。


忘れたいことだった。


でも、ダメだった。


自分の手を、とめられなかった。