あれは私が唯一、好きになった人の話だ。 今から1年半前 ──── 。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「蘭恋おはよ!!」 結那は微笑みながらわたしに言った。 「おはよ。」 「クラス一緒になれるといいね!」 「そうだね。」 今年で、私達は中学3年生になった。 結那とは、小学生の頃からの親友だった。 クラス表を見ると、私は2組だった。 「やった!!クラス一緒だね。」 結那と同じクラスになった。 「よかったね!」 と、私は言い、結那と新しい教室に向かった。 そこには、律がいた。