おとこ、おんな。



その後、春太から聞いた話は、自分でも驚くほどしっくり来た。というか、


春太によれば、私は「Xジェンダー」らしい。


男でも女でもなくて、あ、その中でも私は
「無性」
らしくて、男じゃないけど女でもない。なんて言うんだろ。まあ、そういう風にしか言いようがない。


私は春太に、「ポピンさんに合わないか。」と誘われた。


さっきまで誰にも会いたくないって思ってたけど、私と同じ人がいると知った途端すごく会いたくなった。


それで、「うん。」と答えた。


今日の穂花からの電話には
「がんばる。おやすみ。」と答えた。