俺達はレストランで飯を食い、服を見たり買ったりしてたくさん笑った
アイツが来ても、もう負けない。
自分の手で、全て守ってみせる
「緋色〜、ノート貸して〜」
遅刻してきた藤田が、俺の隣に座りながら甘えてくる
「お前、単位足りなくなるぞ!」
「明日は絶対!」
そんな事を話していたら、俺の携帯が鳴りだした
ディスプレイには、よくみる名前
「もしもし…」
「俺…」
「お久しぶりです、どうしたんですか?」
「俺の大事な女、孕ませてねーだろーな!?」
「………そんな事を言う為にワザワザかけてきたんですか?暇ですね〜」
「うるせぇ、整形小僧!」
「…で、なんかあったんですか?」
「アイツ、釈放されたらしい…」
やっぱり!!!
俺はこの間の事を思い出した
アイツだったんだ…
「俺の仲間には見張らせてるが、気をつけろよ!」
「わかりました。」
「緋色、何だよ、深刻な顔して」
「なんでもねーよ」
俺は苦笑いしながら、携帯を握りしめた…
敵が来る



