★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】

とても…


緋色に似ていない


雰囲気も顔も…


何もかも…


そんな事を考えながら、テーブルの向こう側にいる二人を見つめていた



「お二人は何処かにいく予定だったのかな?」

「あ…」

思わず緋色を見た

「駅を探していまして…」

「そうでしたか…、ここからなら5分くらいで行けますから、案内しますね」

「いえ、道を教えていただければ…」

にこやかに笑う緋色を、思わず黙ってみてしまう

…何を考えてるのか解らない!

だから怖かった

突然「お父さん!」なんて話さないか…とか



「お母さ〜ん、アイスあった…」

突然後ろから入ってきた女の子に、全員注目する

「え…?お客さん?」

見るからに中学生くらいの女の子だった

キャミソールに短パンをはいていたので、一瞬恥ずかしそうにしている


「お父さんったら、また洗車で…」

「また!?」



…あ、よくやるんだ


「すみません、ご迷惑を…」

「いえ…」

緋色の笑顔に、女の子はまた赤くなった