「隣国の王子が我が国の土地を襲った事実が広まらないようお父様に協力してもらってね。」 ニコニコと笑いながら話す彼女がとても恐ろしい…。 反応のない自分を不思議に思ったのか、彼女が体を起こし、そのまま口づけされた。 初めて感じる感触に、 彼女の理解できない心情に、 ただただ恐怖を感じた。 働かない頭で何もできないままベッドへ連れて行かれる。 ゆっくり押し倒されている自分の体にハッとなるが、既に彼女に跨がれている。 「楽しい夜を過ごしましょう?」