陰の王子様





と、みんなが口々に言っていた。




ジョセフさんは私にそういう話はしない。

疲れてないかとか、嫌なことはないか、とか。



ジョセフさんとアメリアさんは私を娘のように接してくれる。

小さい頃に死別した両親とはできなかった、大人になった娘と両親

その生活を2人と送っている。









「レティシア髪伸びたな。」


「そうだね。」




ふわっと吹いた風に自分の髪が靡いてる。

隣にいるのはタセン
私の1つ上の22歳



短髪の彼は、爽やかで人気があるとアメリアさんが言っていた。