「レティシア!こっち手伝ってー!」
「はい!すぐ行きます!」
自分が、…私が、この地に来て数ヶ月が経った。
体もすっかり良くなり、筋力も戻った。
それに、体力も以前と変わりなかった。
長年騎士団に入っていたため、若い男たち並みの体力が自然と備わっており、朝から晩までこの地を走り回っている。
ここ、カナヤは作物が美味しいところとしてウィザリア王国に広まるようになった。
名産品をと考えていたジョセフさんがここで採れた野菜を王都に持っていき、知り合いに薦めたところ、どこかの貴族のお気に召し、そこから徐々に広まっていった。


