暗闇の中をただひたすらに歩いている。












「う"っ……。」












ほわっと薄い光に包まれているそこには、1人の影と横たわる人



「あなたには感謝しているんですよ。僕に第一王子としての命をくれたわけですし。」



「…お前には無理だ。自分のことしか頭にない。……そんな、王に国民は「うるさい!」




グサッ!!!


「ぐっ!!」





光が長い剣の影を映した時、ジジジッ……と視界が歪んだ。