「………自分の両親を殺したのは、あなたですか。」 クロードの問いには答えず、質問し返す。 すると、少し目を見開いた後、ニヤリと表情を崩した。 「君の親を殺すなんてことはしたくなかったんだけど、僕には絶対娘をやらないと何度も断るから。だから殺したよ。」 穏やかな声色には合わない内容を話すクロードにぞくりとする。 「君は僕のものになってこそ幸せになれるのにね。でもこうして君は、君のほうから僕に会いに来てくれた。」 そう言ったクロードの顔が近づいてくる。