昴はクラスのテントに戻って星矢に声をかけた
「星矢」
星矢がテントから出てきた
「校舎裏に星波ちゃんが休んでるから行ってくれよ」
「調子悪い?」
「少し顔色悪かった、俺リレーだから頼む」
「わかった」
星矢は走っていった
「星波」
星波は首にペットボトルを当てていた
「大丈夫か?」
「うん、暑かったからね、喉も渇いててちょうど昴くんがくれたの、星矢、今度昴くんに返しておいて」
「わかった、俺らのクラスはうちわがあるからこれで扇いでやる(笑)」
「涼しい〜」
「無理するなよ、疲れが出る頃だから」
「ぷっ、………ふふふ」
「何だよ」
「昴くんと同じこと言うから、おかしくて(笑)」
「そうか」
「あっ、リレーが始まる、ねっ見よ!」
「大丈夫なのかよ」
「うん、水分取ったから大丈夫、応援したい」
1年生の男女混合リレーが始まった
「頑張れーー」
星波は声を出した
「あっ、見た?星矢、昴くん抜いたよ、速い速い(笑)」
手をたたいてはしゃいでいた
「昴くん〜」
「健一くん〜」
「キャー」
女子の声援がかかる
「あら、やっぱり人気あるのね」
「んー、何か最近俺ら4人よく声かけられんだよ、用もないのにさ」
星矢は星波をずっと扇いでいた



