ドアが開いた
星波がひょこっと顔を出す
「入って……」
夏服姿の星波がいた
「長袖にしたの?」
「うん、元々肌は焼けないし、山の方は朝は寒いから」
泉高校の夏服は長袖ブラウスと半袖とが選べるようになっていた、前にはリボン、チェックのスカート
毎日見てる制服なのに星波ちゃんが着ると違うものに見えるのは何でなんだろう
「……可愛いいよ」
「ありがと、華心とどうかな?華心は夏はセーラー服だったんだけど」
「星波ちゃんは何を着ても似合う」
「そんなことはないよ(笑)大げさ」
星波はベッドに座った
「……あっ、飲み物を持ってくるよ」
立ち上がった星波の手を掴んだ
「ん?」
いつものように首を傾げる
「今日は星矢は?」
「お父さんと買い物に行ったよ」
「お母さんは?」
「………仕事」
昴はそのまま星波を引き寄せた
「家で2人になれるってわかってたんだ……」
星波は軽く下を向いた
制服を取りに行くならお父さんが今は夏休みでいるし車もある
それを俺に頼んだってことは……
「星波ちゃんも計画的になって来た?」
「……そんなこと……ないよ」
星波は真っ赤になっていた



