「星を見る為に引越してきたからな(笑)」
「でも、車がないと不便よ(笑)」
母親が言った
「食ったら泊まれない奴から先に星を見てさ、その間に泊まる奴は順番にシャワーしろよな」
「うぃーす」
「すげ〜綺麗だな」
天体望遠鏡で見る度にみんな口々に言った
夏の夜空は肉眼で見ても綺麗だ
ベランダに寝転がって空を見ている部員もたくさんいた
泊まり組のいつものメンバーで夜中には星矢の部屋に集まっていた
「綺麗だったな」
「夏の星座はいいな」
コンコン
「夜食ですよ〜」
星波がゼリーを持ってやって来た
「味が違うのでケンカしないようにね(笑)」
「うおー、美味そう」
健一のテンションが上がった
「後で食器持って下りるよ」
「ありがとうございます」
星波は部屋から出ていった
「ジャンケンしようぜ」
『 ジャンケン、ポイ』
4人でジャンケンをして昴が1番になってミカンのゼリーを選んだ
「いただきまーす……うまっ!」
「うぉ、ブドウも美味い」
「俺は桃だ」
「ちぇっ、俺はブドウがよかった」
星矢はジャンケンに負けて大好きなブドウを健一に取られた
「いらないなら食ってやるぞ(笑)」
星矢の持っているキウイのゼリーを取ろうとする健一



