ある日の夜、星波と昴は電話で話していた
「観測会、明後日になったね」
「うん、天気も良さそうだし楽しみだ、何のお菓子作ってくれるの?」
「何がいいかな?チーズとか大丈夫?」
「俺は大丈夫だけど正人が苦手かも、でもピザのチーズは平気みたいだけどね」
「そっか、聞いて良かった」
「メニュー考えるの楽しいだろ?」
「えっ、あぁ(笑)うん計画的ってことね」
「うん(笑)」
昴の家の階段を上がってくる音がした
「星波ちゃん、ごめん、うるさい奴が来た」
「わかった(笑)切るね」
電話を切ると同時に部屋のドアがノックされてすぐ開く
「昴」
昴は椅子をクルッと回して振り向いた
「何だよ、電話してたのにさー」
「えっ、してないじゃん」
「階段の音がしたから切ったよ、何の用?」
「明後日プールに行かない?」
「行かない」
「返事早っ!何で?」
「友達のとこに泊まるから」
優宇奈は昴のベッドに座った
「友達って、健一くんとか?」
「あぁ」
「みんなで来ない?私、レポーターするの」
「よかったじゃん」
昴は机に向き直した
「最近友達とばっかり……私と遊んでくれないね」



