引き戸の玄関に入る星波
広い玄関をキョロキョロ見渡した
「釣りするの?」
釣りの道具が沢山置いてあった
「俺はしない、父さんの趣味だよ」
星波は靴を脱いだ
玄関を入ると2階に上がる階段があり昴は上がって行き、星波も後ろからついて上がった
ミシミシと音が古さを証明していた
2階に上がるとドアが開いた
「おかえりお兄ちゃん」
「ただいま」
「こんにちは」
星波は挨拶をした
「あっ、こんにちは」
昴は自分の部屋のドアを開けて星波を入れた
えー、お兄ちゃんが女の人連れてきたー
夏なのにマスク?風邪かな
どうしよ、えっとお茶……
階段を下りていった
「星波ちゃん、適当に座って」
「うん、ありがとう」
「コーヒー以外だったら何でも飲める?」
「うん!」
昴は下に下りていった
「彩、俺がするよ」
妹の彩は湯のみとコップとコーヒーカップを揃えているところだった
「お、お兄ちゃん、えーっと誰!?」
昴はグラスを出してカルピスを入れた
「彼女」
「いつの間に?」
「最近……夏休み前かな、邪魔すんなよ」
「優宇奈ちゃんは?」
「あいつは幼馴染だろ、じゃあ部屋には入ってくるなよ」
昴はジュースを2つ持って2階に上がった



