星波は夕日を見ていた視線を昴の方に向けた
「昴くん……本当に?」
星波は首を傾げる
昴は傾けた反対側に顔を近づける
ちゅっ
マスクの上からキスをした
「尋ねてくる時の首を傾ける仕草も好き!キスしたくなる」
「は、恥ずかしいんだけど……ごめん、無意識」
「うん、でも星波ちゃんの事……好きになりました、俺と付き合ってください」
昴は優しく笑った
「うちね、母親がいなくて優宇奈の家には随分お世話になってたんだよ
だから優宇奈を無視する訳にはいかなくて
星波ちゃんには誤解されたくないから言っておきたくて………あれ?星波ちゃん?おーい」
星波は固まっていた
ずっと地味に生活するのかと思ってた
少なくとも華心に通っている間は……
昴くんの隣に地味な格好で歩いてもいいの?
「わ、私、あんなに怒ったのに?それにダサいし
だってまだそんな4、5回話したくらいで……
嫌なところだけ見せてる」
「今日は色んな星波ちゃんを見れた(笑)
まだまだ星波ちゃんの事を知りたい
嫌なところなんて全然だよ
優宇奈にヤキモチを妬いてくれて嬉しかった」



