昴は星波の手をずっと繋いでいた
「でね、この間から俺の中の予定が狂っちゃってて」
「例えば?」
「テスト初日に星矢に見つかったこと
2日目に優宇奈に見られたこと
今日も星波ちゃんを不安にさせたこと
前に話した事は覚えてる?」
「ん?」
「もうね、ここまで俺の思っている通りにいかないとかさ……
やっぱりすぐ行動するべきだよね、むしろ行け!って言われてると思うんだ」
「えー、(笑)どこに行くの?」
「(笑)天然なところも
初めて見た泣き顔も
初めて聴いた声も
初めて拗ねたところも……
笑った顔、変装してるところ、お菓子を嬉しそうに持ってくる姿……
そして初めてのキス……
俺の目に映る星波ちゃんの全部が可愛くて
好き……
多分これからも色んな表情を見る度に好きになると思う」



