3時か……
少し遅くなったけど仕方がないね
星波はキョロキョロ辺りを見渡して昴にメールを送ろうとした時、ビルの前にあったドーナツ屋に昴と優宇奈が一緒にいるところが目に入ってきた
なんで優宇奈ちゃんと一緒にいるの?
また付いてきてたの?
私に会うって言ったのに……私の方がついでなの?
「昴〜何でこんな所にいるの?」
「友達と待ち合わせだよ、帰れよ」
「友達って……健一くんとか?」
「健一なら健一って言うよ、俺、もう少ししたら出るし」
昴は時計を見た
優宇奈が出て来たってことは……もうすぐ……
昴の携帯が鳴った
“お邪魔みたいだから帰る……バイバイ ”
えっ!
昴は窓の外を見た
いない……見たってことだよな優宇奈といたのを
優宇奈が来てから5分はたっていない
昴は席を立った
「じゃあ、俺行くから」
昴は店を出た
「なんなの〜そんなに急ぐことかな〜」
優宇奈はカウンターに行きドーナツを注文した
店から出た昴はすぐに星波に電話をした
出てくれ!どっちだ……右か左か……
星波は携帯をカバンに入れた
もう〜知らない!
星波はどんどん歩いていく
「………ちゃん、星波ちゃん……」
星波は遠くからかすかに聞こえてきた声に気付いた
星波は走り出していた



